求人情報

アメリカ、バイオメトリック・パスポート適用延期法案が米上院を通過

  • 2004年7月26日
 全米旅行産業協会(TIA)によると、アメリカの上院に提出されていたバイオメトリック・パスポートの適用を1年間延期する法案が通過した。今後はアメリカ大統領のブッシュ氏が署名することで、この法案が発効することとなる。日本を含むビザ免除プログラム(VWP)参加27ヶ国に適用されれば、今年10月26日から予定されていた措置の影響でアメリカへの訪問者数減少が懸念されていたが、この状況はひとまず回避されることになる。
 なお、TIAでは加盟する各州や市の観光局、ホテル、航空会社、クルーズ会社など旅行産業でフォー・ポイント・プランを作成、バイオメトリック・パスポートの適用を延期のほか、ビザ発給の促進、入国検査官にCSトレーニング実施やスタッフの増加を盛り込み、アメリカ連邦政府に働きかけを行っていた。