観光活性化フォーラム
観光活性化フォーラム

IATA、チケット・アロケーション制度を導入、中間的措置として運用

  • 2004年7月16日
 IATAジャパンは8月1日発券分から、航空会社側がIATA代理店の発券冊数を制限するチケット・アロケーション制度を導入する。この制度は、航空会社がIATA代理店の与信管理の一つとして運用されるもの。これまで経営状態が芳しくない場合には、航空会社が発券を認めるIATA代理店に対してプレート(CIP)を引き上げるという最終的な手段しか講じることが出来なかった。IATAジャパンでは、世界的にチケット・アロケーション制度が導入されており、今回の導入で財務審査と並行し、プレート引き上げ前の中間的な対応として活用するとしている。なお、チケット・アロケーション制度はBSP参加航空会社から開始時期の5営業日前までに通知する。