STB、日本含む7ヶ国・地域対象の2ツアーを設定、食・体験前面に

  • 2004年5月31日
 シンガポール政府観光局(STB)は6月1日から、「ユニークリー・シンガポール・ショップ&イート・ツアー」を展開する。これは日本、オーストラリア、中国、香港、台湾、タイ、フィリピンの各市場を対象として、「エスニック・トレイル」と「ハートランド・トレイル」の2種類のツアーを設定。対象の7ヶ国、地域からの参加者を8月までに約4000人と見込む。なお、最初の2600人には8万シンガポール・ドルのショッピング・&イーティング・クーポンをプレゼントする予定だ。
 「エスニック・トレイル」では、チャイナタウンでカヤ・トーストやローカル・コーヒーの朝食にはじまり、バーベキュー・ポーク「バクァ」を試食。漢方薬局の見学、真鍮やスパイスなどの値引き交渉など、旅行者が主体的に取り組む素材を含む。また、「ハートランド・トレイル」はシンガポール人に人気の高いパン屋や、シンガポールの麺食品「ラクサ」を食べるなど、現地の人々の習慣を体験するツアー内容となっている。