HKTB、旅行会社104名に新発見の素材を紹介、ファムツアーを実施

  • 2004年5月25日
 香港政府観光局(HKTB)は23日から26日にかけて旅行会社62社、合計104名を対象に香港へのファムツアーを実施している。これはHKTBが展開するプロモーション「香港新発見」と連動し、企画および販売担当者に新たな香港を紹介することで、今後の販売促進につなげる狙い。HKTBではショッピング、ダイニング、シティ・ハーバー・グリーン、ヘリテージ・カルチャー・イベントの4テーマをグローバル規模のマーケティングプランとして設定しており、これを日本市場向けの素材を紹介するものとなっている。新素材としてはスター・オブ・アヴェニュー、シンフォニー・オブ・ライツなどの昨年から今年にかけて香港の新たな見所に加え、スタンレーのショッピングなど切り口を変えてFITやリピーター対策を意識したもの。HKTB理事長のクララ・チョン氏は「新たな素材、スポット、体験の観点から工夫を加えて紹介しつづけることが重要」と語り、「回復は期待より遅いが、完全回復に向けて日本にアピールを続ける」と、日本市場に対する思いを述べた。