JATA、TravelXMLの実証実験に成功、今後は新たな課題へ
日本旅行業協会(JATA)はこのほど、XMLコンソーシアムが主導する「TravelXML」を用いるWeb技術と連動した電子商取引の実証実験に成功した。これはTravelXMLの標準化に向け、昨年9月にJATAおよびXMLコンソーシアムが共同開発した「TravelXML 1.1」を勧告案、今年2月の勧告化を受けて実施したもの。現段階では国内宿泊施設とホールセーラー、リテーラー間での商取引を想定した段階。今後は実験の成功を受け、第2フェーズとして旅行会社と国内宿泊施設の決済データ、パッケージツアーの商品内容データ、海外宿泊施設、観光施設の情報、渡航手続き、見積り・タリフ類の標準仕様の策定を予定している。
ただし、今後の大きな課題は、国内・海外共に鉄道、および航空会社の主要な交通機関とのデータ連携だ。特に海外旅行に関しては既にCRS会社が独自にXMLを利用したウェブサービスを模索する動きもある。旅行会社の業務として比較的早い時期に航空、ホテル、鉄道などで予約を中心にコンピューター化が進んだものの、コストの削減、かつ現場でメリットのあるシステムとするためには交通機関の予約システムと業界として連携することが急務となってくる。
▽実証実験の様子(ホールセーラー/リテーラー/宿泊施設)は
http://www.travel-vision-jp.com/
「業界ニュース一覧」からタイトルをクリックし、ご覧ください。
ただし、今後の大きな課題は、国内・海外共に鉄道、および航空会社の主要な交通機関とのデータ連携だ。特に海外旅行に関しては既にCRS会社が独自にXMLを利用したウェブサービスを模索する動きもある。旅行会社の業務として比較的早い時期に航空、ホテル、鉄道などで予約を中心にコンピューター化が進んだものの、コストの削減、かつ現場でメリットのあるシステムとするためには交通機関の予約システムと業界として連携することが急務となってくる。
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