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フィジー、挙式目的の日本人訪問者が増加の傾向か

  • 2004年5月11日
 フィジーへの日本人訪問者の中で、このところウエディングを目的とする旅客が増加している。これはフィジー政府観光局が開催したワークショップに出展するサプライヤーの話を総合したもの。例えば、シャングリ・ラ・フィジアン・リゾートはシーサイド・チャペルを昨年3月に開業。2003年の挙式組数は60組ほどであったが、2004年は4月現在で112組となっている。また、現地のブライダル・ショップであるサウス・パシフィック・ブライダルによれば、2003年は約600組の挙式を取扱ったという。近隣のオーストラリアやニュージーランドからのカップルはビーチ・ウェディングを好むが、日本人挙式の特徴はチャペルを利用すること。これはシャングリのチャペルをはじめ、昨年5月に開業したトレジャー・アイランド・リゾート内のチャペルなど、施設面での拡充も挙式組数の増加に貢献しているようだ。
 また、参列者はこの1、2年に関しては増加する傾向だ。2003年の平均列席者数は5.8人であり、グアム、ハワイには及ばないものの、オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニアと並ぶ数値となってきている。