AA、米運輸省に成田/ホノルル線の週7便運航申請、10月頃に就航か?
アメリカン航空(AA)は4月29日、アメリカ運輸省(DOT)に成田/ホノルル線の週7便運航を申請した。AAは米国本土発のハワイ便において路線網の拡充を展開しているが、成田/ホノルル線の就航はこれが初めてのこと。今回の申請は日米航空協定における米国航空会社の発着枠の空きを利用しており、米国運輸省の認可次第、成田空港の発着枠の申請手続きに入る。就航の目途としては、AA日本支社では「10月以降ではないか」としている。スケジュール等の詳細は5月後半から6月を目途に改めて発表する予定だ。
なお、需要の見込みとしては、日本支社では「申請をしたばかり」として明言を避けたものの、AA本社の見方では「大きな潜在力を見込んでいる」ようだ。これはAAが先ごろ就航した成田/ロサンゼルス線の動きも判断材料の一つとなった模様。成田/LA線のロードファクターは4月30日現在、4月が75%、5月の予約は80%前後を推移しており、この状況を本社が評価したようだ。ただし、米本土とハワイというデスティネーションの違いは、日本発の主な旅客需要に反映される。米本土はビジネス、ハワイはレジャーがそれぞれ比較的強い。このことから、最も強い期待は日本発のレジャー需要だが、日本以外のアジア発の顧客の利用を加えることで、強いロードファクターの維持を図る方向に進むだろう。ゴールデンウィーク明けとなる今週、来週からAAの新たな取り組みとなるハワイ線について、旅行会社との新たな協力関係も模索する動きにもなりそうだ。
なお、需要の見込みとしては、日本支社では「申請をしたばかり」として明言を避けたものの、AA本社の見方では「大きな潜在力を見込んでいる」ようだ。これはAAが先ごろ就航した成田/ロサンゼルス線の動きも判断材料の一つとなった模様。成田/LA線のロードファクターは4月30日現在、4月が75%、5月の予約は80%前後を推移しており、この状況を本社が評価したようだ。ただし、米本土とハワイというデスティネーションの違いは、日本発の主な旅客需要に反映される。米本土はビジネス、ハワイはレジャーがそれぞれ比較的強い。このことから、最も強い期待は日本発のレジャー需要だが、日本以外のアジア発の顧客の利用を加えることで、強いロードファクターの維持を図る方向に進むだろう。ゴールデンウィーク明けとなる今週、来週からAAの新たな取り組みとなるハワイ線について、旅行会社との新たな協力関係も模索する動きにもなりそうだ。