MVA、2004年度は00年度を上回る訪問者の37万9000人が目標

  • 2004年4月13日
 マリアナ政府観光局(MVA)はこのほど、旅行会社対象の「マリアナ・セミナー2004」を開催した。MVA日本事務所マネージング・ディレクターの早瀬陽一氏は「2003年10月から2004年9月までの会計年度での送客目標は37万9000人」とし、SARSやイラク戦争前にあたる2000年度の日本人訪問者数31万8225人を上回る目標を掲げる。
 MVAでは増加に向けた施策のひとつとして情報提供を重視。この一環として、今月末を目処に日本語ホームページを大幅にリニューアルする。ホームページのテーマは「マリアナ顔」。訪問者がマリアナを訪れた時の表情に注目し、子供、花嫁、ダイビングスーツ姿のOLなどの顔をホームページに掲載する。ホームページの利用にあたり、ダイビングに興味がある場合、ダイビングスーツを着るOLの顔をカーソルに合わせると、その詳細を見ることが出来るようになっている。この他、今年から初めて駅貼りを利用する交通広告の展開を予定する。例えば、東京の新宿駅構内にポスターを掲出し、仕事を終えて帰宅するOL層を中心に告知したい考えだ。
 また、ガラパン地区で進行する再活性化計画について現状を報告。再活性化計画は北マリアナ連邦政府が大々的に行う整備事業で、既にアイランド・パワー・ロードの中央分離帯やサイパンビーチの歩道が延長されるなど、着々と進展しつつある。今後はガラパン遊歩道を新設する予定で、2004年末の完成を予定する。