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中国浙江省、代表団来日し説明会を開催、JL・NHの杭州線に歓迎の意

  • 2004年4月13日
 中国浙江省から人民政府副省長の鐘山氏を団長とする総勢100名の代表団がこのほど来日、浙江省観光説明会を開催した。この席上、鐘氏は「経済発展の進む浙江省は、自然景観や文化、歴史など観光資源は豊富。これまで、日本との観光交流を盛んに進めてきたが、今後も積極的に行う」と語った。浙江省旅游局局長の紀根立氏によれば、昨年の浙江省への外国人旅行者は185万人で、このうち日本人観光客は約22万人。今年は3月28日から日本航空(JL)、および全日空(NH)が杭州への路線を就航。日本/杭州間はJL、NHとも週7便ずつ(JL/成田:週5便、関西:週2便 NH/成田:週4便、関西:週3便)で運航を開始したことに対して、紀氏は「日本と中国の交流を通じたビジネスが盛んになる」として改めて歓迎の意を表明した。

▽観光団体ビザ拡大の協議について
 説明会の席上、中国国家観光局首席代表の張西龍氏は、日中政府が検討を進める4省1市への拡大を検討するビザ問題について言及し、「協議は継続している。近く、良い結果をお伝えすることができる」と語った。今回来日した浙江省も団体観光ビザ発給の拡大地域となっており、会場には地方自治体の観光担当者らも出席。日中双方向の観光交流の促進に向けて、日本側の活動も動き出しているようだ。