近ツー、2月の総取扱額は前年比6.3%減、海外は5.7%減

  • 2004年4月2日
 近畿日本ツーリストの2月の総取扱額は前年比6.3%減の384億6920万7000円であった。このうち、海外旅行は5.7%減の123億7610万1000円。海外団体は6.5%減の20億1568万8000円だが、海外ECCの伸びが大きく239.4%増の2億8199万1000円となり、合計では2.6%増の22億9767万9000円と増加に寄与。教育関係を合わせた団体の合計でも2.6%減の25億2883万4000円と前月の減少幅12.7%減と比較しても着実に上向きに推移。主催旅行のホリデイはミクロネシア、ヨーロッパ、ハワイ、アメリカ、オセアニアなどで増加を示すものの、アジア方面の低調さが響き、8.5%減の40億777万1000円と前年比10%減内での動きで膠着している。
 なお、国内旅行は6.9%減の258億1739万5000円、外国人旅行を取扱う国際旅行は80.7%増の2億6533万円であった。

※近ツーでは会計システムを変更したことに伴い、前年比とのズレが生じている。