NYC、松井選手の開幕戦に合わせて来日、野球による観光客増を期待

  • 2004年3月29日
 ニューヨーク市観光局(NYCC)局長のクリスティン・ニコラス氏がこのほど、ニューヨーク・ヤンキース対タンパベイ・デビルレイズのMLB開幕戦に合わせて来日、ニューヨークへの日本人観光者の促進に向けて活動している。現在、NYCCではニューヨークの観光親善大使にヤンキースの松井秀喜選手を起用し、3月から4月までの期間、日本国内のラジオ、雑誌、ホームページなどのプロモーション活動を展開している。
 世界各国からのニューヨーク訪問者のうち、日本人観光客はイギリスの89万3000人、カナダの69万3000人に次ぐ第3位の25万9000人。ただし、2001年の31万8000人、2002年の29万7000人から減少傾向が続いている。ニコラス氏は「ヤンキースや松井選手のプレーする“野球”が、日本とニューヨークの掛け橋となることを期待する」と語る。今回の来日では開幕戦の観戦のほか、東京都内でニューヨークをテーマとしてオープンした品川アトレで、松井選手が出演するプロモーションビデオ放映の視察、旅行代理店の店頭などを訪問する予定だ。

▽来日したニューヨーク市観光局局長のクリスティン・ニコラス氏は
http://www.travel-vision-jp.com/
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