ホテル日航関西空港、17年度の収支改善を目標に料飲・宴会の人員削減
関西空港株式会社がJALホテルズに運営委託するホテル日航関西空港は、収支改善を目的に宿泊を重視した経営に転換する方針を固めた。平成17年度には営業損益での赤字解消を狙う。このため、平成16年度から料飲、宴会部門を中心に人員を削減し、人員削減効果を含む15億円の経費を節減し、収支で5億円程度の改善を目指す。具体的には、契約社員を含めた300名程度の人員を希望退職者を募ると共に、契約社員を削減し、全体で150名程度に圧縮する。このため、レストランの統合を行い、16年度下期からは結婚式の取扱いを休止する。なお、宿泊部門では客室のIT化を推進すると共に禁煙客室を増室し、宿泊部門の収益率を高める。