MTPB、新東京支局長のレセプションを開催、今年の目標は35万人

  • 2004年3月9日
 マレーシア政府観光局(MTPB)は9日、東京支局長のシャリル・アリ氏の就任レセプションを開催した。アリ氏は観光大臣の下でメガ・ファムツアーの事務局長を務めたほか、アセアン地域担当部長を歴任し、3月1日から東京支局長に就任した。アリ氏は目標として「今年の日本人訪問者は2002年レベルの35万人を目指す。また、早期に50万人の訪問者を実現したい」と抱負を述べた。また、「日本はマレーシアの観光業界に重要な市場。9.11事件以降、SARSなど日本人旅行者は減少する傾向だが、今年の1月は前年比3.9%増と良い兆候もある」とし、旅行会社との協力関係を高めたい考えだ。具体的には、プロモーション「Malaysia Truly Asia」を継続し、マレーシアの民族の協調をアピールし、魅力を訴えていく。その中でも重点項目として、エコツアー、リゾート、スパ、ロングステイ、MICEの促進を図る方針だ。