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JTB、1月の取扱額は2%減の783億円、海外FITは客単価が下落

  • 2004年3月1日
 ジェイティービー(JTB)の1月の総取扱額は前年比2.0%減の783億3800万円であった。このうち、海外旅行は5.1%減の220億6800万円。団体旅行では教育団体が1.7%増、官公庁・自治体は10.3%増となるも、取扱の大きい企業が10.5%減となり、団体合計で11.7%減の58億9200万円。FITは取扱人員が10.1%増となるも、客単価の下落で前年比5.1%減の22億3900万円である。企画商品の取扱人員は「グアム・サイパン」が37.3%増、「オセアニア」が0.4%増だが、中国、台湾を中心とするアジア方面で伸び悩み、取扱額は2.3%減の127億5900万円であった。
 国内旅行は0.8%増の548億9500万円。個人手配旅行を除き、団体、企画商品とも3%増から4%増と堅調に推移する。エースの取扱人員は10.1%増。方面別では「沖縄」が2.0%減となるも「中部・北陸」が14.1%増、「近畿」が13.2%増、「中国・四国」が35.0%増、九州が11.2%増などとなっている。国際旅行は47.2%減の6億5700万円だが、サンライズツアーの参加人員は15.9%増と3ヶ月連続で増加を示している。