ドイツ、11月日本人宿泊数は2.8%増、クリスマス・マーケットも好調

  • 2004年1月28日
 ドイツ観光局によると、11月の日本人宿泊者数は前年比2.8%増の8万3458泊となった。なお、ドイツ観光局では昨冬のクリスマス・マーケットへの日本人の出足が好調であったことを明らかにした。ニュルンベルグの2003年12月の日本人宿泊者数は2001年比で121.2%増、2002年比で22%増となったもの。2003年の年間宿泊者数も2000年比、01年比の51%増、02年比の34.8%増と訪問者数の底上げにもつながっているようだ。
 ドイツ観光局は90年代後半からニュルンベルグを中心としたクリスマス・マーケットのプロモーションを展開した。また、この都市は中世の雰囲気を残す旧市街や周辺に点在する多くの観光素材も紹介。今回のニュルンベルグ、およびその周辺の日本人訪問者数の増加に関して、全国各地発の主催旅行商品に組み込まれていることが大きいと分析する。このことから、引き続きクリスマス・マーケットの情報提供や周辺の観光素材を提供していく予定だ。