OTOA井上会長、サプライヤー、ホールセーラーとの関係再構築を訴え
日本海外ツアーオペレーター協会は9日、新年会を開催した。冒頭、挨拶に立ったOTOA会長の井上照夫氏は会員各社のいっそうの意識変革を促した。特に、「各所の予測で海外旅行者数が1650万人との予測がある。これは2003年と比較すれば大きな回復。しかし、実質的には消費者の旅行形態の変化が進んでおり、市場の動向に対応した業態になる必要がある」と語った。具体的には、「OTOA会員は海外のサプライヤーとの絆が深い。また、ホールセーラーとの取引も多い。この三者の関係が互いに利益ある関係を早急に築くことで、初めて持続可能な旅行業界となる」と述べ、OTOA会員が積極的に関係の再構築に尽力するよう呼びかけた。