グアム、昨年の日本人は16.3%減、新イメージCMは上々の反応

  • 2004年1月9日
 グアム政府観光局(GVB)によると、昨年11月、12月の日本人訪問者数の推計値はそれぞれ前年比6.0%減の7万4098人、203.5%増の7万3862人であった。1月からの累計では16.3%減の65万9421人となる見込みだ。なお、12月の203.5%増は2002年12月の台風による激減との比較であることが影響したもの。GVB営業部長の光森裕二氏によると、2004年の目標として「現状維持ではだめ。2000年、1999年の訪問者数に戻すことが先決」とし、「100万人の訪問者数を回復するためには、団体旅行の動向が鍵となる」との考えを示し、旅行会社の協力を求めた。
 また、GVBが年末年始にかけて展開したイメージ広告について、仕事始めの5日から多くの問い合わせを消費者から受けているという。このうち、CMのBGMとして利用したマーラーの交響曲第5番・第4楽章について問い合わせがあったことから、光森氏は「消費者にも新しいグアムのイメージが定着するきっかけとして、一定の評価をすることができる」との見方を示している。