近畿日本ツーリストは2004年1月1日付けで本社、およびカンパニー組織の一部を改正する。これはクラブツーリズムの営業譲渡を受け、新たな近ツーの体制を効率的に運営することが目的。本社は企画室の見直しを行い、経営戦略チームにコンプライアンスチームを加え、価値創造委員会、THE　CHIE　HOUSE、イベントコンベンションビジネススクール、CRM・IT戦略チームは、廃止、所属変更を行う。
　なお、今後の主力事業とするイベント・コンベンション・コングレス(ECC)カンパニーは、本部のカンパニーを中心の組織とし、東京、名古屋、大阪地域で販売を展開する。なお、ECCカンパニーは、官庁や組織団体などを対象にプロデュースを図っていく｢イベント・コンベンション・コングレス事業部｣、大型企業のマーケット獲得を目指す｢ソリューションビジネス事業部｣、そして総務部、イベント・コンベンション・ビジネススクールを設置する。また、西日本営業本部カンパニーは大阪府下の個人旅行の販売強化を目的に、大阪個人旅行事業部を新設し、13箇所の個人旅行を中心とする営業所、およびセンターを置く。