シンガポール、厚生省が台湾でのSARS発生に関する対応を発表
シンガポール厚生省は12月17日、SARSウィルス研究中に感染したと見られる台湾人男性が、SARS発症の前にシンガポールを訪れていたことに関し、今回のケースはシンガポールへの訪問客や一般市民に対する警戒勧告を発するものではないと確信する旨を発表した。
患者は12月7日から10日までシンガポールに滞在。10日の夕方ごろ台湾で発熱したが、患者の同僚と家族には変化がないという。シンガポール厚生省は全ての病院・医療関係者に対し、SARSに対する警戒強化を勧告しており、必要な予防措置やモニターを行う意向で、8日に患者と接触した人々には体温モニターと1日3回の電話による監視調査も行う。また、9日と10日に接触した70人には感染予防のため自宅に待機させているが、10日の潜伏期間を考慮し19日には解除する。また、シンガポール・チャンギ空港では12月16日から、台湾からの旅行者に対してサーマルスキャナーによる体温チェックを再開した。詳細はシンガポール厚生省のホームページへ。
患者は12月7日から10日までシンガポールに滞在。10日の夕方ごろ台湾で発熱したが、患者の同僚と家族には変化がないという。シンガポール厚生省は全ての病院・医療関係者に対し、SARSに対する警戒強化を勧告しており、必要な予防措置やモニターを行う意向で、8日に患者と接触した人々には体温モニターと1日3回の電話による監視調査も行う。また、9日と10日に接触した70人には感染予防のため自宅に待機させているが、10日の潜伏期間を考慮し19日には解除する。また、シンガポール・チャンギ空港では12月16日から、台湾からの旅行者に対してサーマルスキャナーによる体温チェックを再開した。詳細はシンガポール厚生省のホームページへ。