年末年始の海外旅行、6.5%減の56万人、ロング方面の旅行は増加か?
年末年始に旅行をする人は前年比0.1%増の2927万3000人になりそうだ。これはジェイティービー調査した「年末年始に1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向」によるもの。2200人へのアンケート、JTBや航空会社の予約状況、業界動向から、12月23日から1月3日に1泊以上の旅行に出かける人について推計した。
今年は12月29日と30日を休むと、12月27日から1月4日まで9連休が取れる。また、冬のボーナスが増加する見通しなど、年末年始の旅行意欲を後押しする状況もある。こうした中、国内旅行の人数は0.2%増の2871万人になる見込み。一方、海外旅行は6.5%減の56万2000人と、同じ曜日配列だった1997年と同程度の減少になりそうだ。しかし、休みをとれば9連休になることからヨーロッパやハワイなどのロング方面への旅行者数は、昨年を上回る模様だ。
総旅行消費額は2.6%減の1兆1191億円になる見込み。ロング方面が増加した海外でも0.1%減の22万4940円と、引続き堅実型の消費傾向にある。しかし、アンケートによると今後の旅行支出意欲は「支出を減らしたい」(16.4%)が15.8ポイント減少する一方で、「支出は同程度」(67.9%)が16.2%増、「支出を増やしたい」(14.6%)が2.4%増という、明るい見通しもある。
なお、平均旅行日数は3.7日と前年より0.2日減少。出発日は国内が12月31日と1月1日がピークであるものの、12月28日から1月1日までに分散している。海外(JTB予約)では12月27日がピークであるが、12月25日から1月1日まで分散しており、特に今年は9連休の初日である27日以前の出発が増加しているという。
今年は12月29日と30日を休むと、12月27日から1月4日まで9連休が取れる。また、冬のボーナスが増加する見通しなど、年末年始の旅行意欲を後押しする状況もある。こうした中、国内旅行の人数は0.2%増の2871万人になる見込み。一方、海外旅行は6.5%減の56万2000人と、同じ曜日配列だった1997年と同程度の減少になりそうだ。しかし、休みをとれば9連休になることからヨーロッパやハワイなどのロング方面への旅行者数は、昨年を上回る模様だ。
総旅行消費額は2.6%減の1兆1191億円になる見込み。ロング方面が増加した海外でも0.1%減の22万4940円と、引続き堅実型の消費傾向にある。しかし、アンケートによると今後の旅行支出意欲は「支出を減らしたい」(16.4%)が15.8ポイント減少する一方で、「支出は同程度」(67.9%)が16.2%増、「支出を増やしたい」(14.6%)が2.4%増という、明るい見通しもある。
なお、平均旅行日数は3.7日と前年より0.2日減少。出発日は国内が12月31日と1月1日がピークであるものの、12月28日から1月1日までに分散している。海外(JTB予約)では12月27日がピークであるが、12月25日から1月1日まで分散しており、特に今年は9連休の初日である27日以前の出発が増加しているという。