エジプトでツアー客を乗せたバスが追い越しで横転、観光客らが骨折

  • 2003年11月25日
 阪急交通社中日本営業本部が主催する「決定版エジプト8日間」のツアーで、バスの横転事故が発生した。これはツアー全8日間の行程中、3日目のこと。アレキサンドリアからカイロ・ギザの3大ピラミッド、スフィンクスの見学に向かう途中であった。参加者にけが、および骨折者が出た模様。バスには34名が乗車、このうちツアー客は29名、日本人添乗員が1名、4名がエジプト人。なお、現時点(11月25日)では今後のツアーに関しては「現地からの情報を入手する段階で、今後の予定は決定していない」と阪急交通社ではコメントしている。
 外務省邦人保護課によると、現地時間で7時45分頃、通称「砂漠ロード」を走行中、前方の車両を追い越そうとしたところ、折からの雨によりハンドル操作を誤り、事故となったもの。現在、ツアー参加者は全員アレクサンドリアの病院に搬送され、検査を受けているという。