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シニア層の5割が年に1度の海外旅行、興味あるものはパソコンと旅行

  • 2003年9月9日
 「約6割がパソコン所持、約5割が年に1度は海外旅行・・・」と、アクティブなシニア層はますます増えているようだ。これは、株式会社日本通信教育連盟が60歳から69歳の男女計334人に行った「シニア世代実態調査」の結果である。これによると、「情報入手の方法」(複数回答)として「新聞・チラシ」が94.6%、「テレビ」が92.5%と多いが、「インターネット」も34.4%と3割以上の人が活用しており、「具体的にしている勉強」(複数回答)でも「IT関連」が51.8%と一番人気が高い。また、「持っているデジタル機器」(複数回答)は「パソコン」が一番多く、男性では68.3%、女性では52.7%が所有している。
 一方、旅行に関しては、「普段何をしているか」(複数回答)の問いに「国内旅行に行っている」が54.2%、「海外旅行に行っている」が30.8%を占めた。「海外旅行に行く頻度」は「年に1回程度」が49.5%、「年に2回程度」が15.5%で、約6割の人が年に1回以上の海外旅行を楽しんでいる。また、「今後やってみたいこと」(複数回答)に関して、男性は「パソコン」が50.3%、「国内旅行」が49.1%、「海外旅行」が46.1%、女性は「国内旅行」が63.5%、「海外旅行」が51.5%と上位3位までに入っており、「お金をかけても良いと思うこと」(複数回答)でも、「旅行やレジャーに関すること」が66.8%と多く、今後も旅行業界にとってシニア層は重要客層であることは間違いなさそうだ。現在は、ネットでの旅行商品の購入に抵抗を感じる人も多いが、今後はパソコンを巧みに操り、ネットでの旅行販売を希望するシニア層も増えてくるかもしれない。

▽海外旅行に行く目的(回答者数103人 複数回答) [項目/人数/割合]
1位 観光するため/90人/87.4%
2位 自然に触れ合うため/51人/49.5%
3位 その土地の料理を楽しむため/44人/42.7%
4位 リゾートを楽しむため/29人/28.2%
4位 知識、教養を高めるため/29人/28.2%
6位 ショッピングをするため/27人/26.2%
7位 その他/8人/7.8%