結婚費用は大幅アップも新婚旅行費用は例年並に、ゼクシィ調査

  • 2003年9月9日
 結婚情報誌「ゼクシィ」がこのほど行った「ゼクシィ結婚トレンド調査2003」によると、結婚費用総額は昨年よりも34万円増加の552万円だったという。この調査は2002年4月から2003年3月に結婚した全国の同誌の読者から、4900組をランダムにサンプリングしたもの。「結納・会場費」、「結婚指輪」など項目別に見ると、費用が大幅に増加した項目は「挙式・披露宴・披露パーティー総額」(12万円増の280万円)と「家・マンションの購入費用/頭金」(21万円増の686万円)で、新婚旅行費用は7000円増の47万4000円と、前年とほぼ同額であった。
 新婚旅行費用を地域別(全13地域)で見ると、金額が最も高額となったのは北陸の53万9000円、次いで東海の52万5000円、静岡の50万5000円、関西の51万8000円となり、首都圏は46万9000円。北陸と関西は結婚費用総額もそれぞれ716万4000円、701万9000円と全国で1位、2位となっている。一方、首都圏の費用総額は東海の654万4000円に次いで4番目に多い594万9000円だが、新婚旅行費用は7位と旅行に割当てる費用が低い。また、静岡の費用総額は492万7000円と11位と低いものの、新婚旅行費用が全国で3番目に多いなど、地域によって結婚費用総額と新婚旅行費に費やす割合に違いを見ることができる。なお、「ゼクシィ結婚トレンド調査2003」の詳細はリクルートのホームページへ。