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OS、2008年までに中欧・東欧路線を拡大、旅客数で190万人を目標

  • 2003年9月7日
 オーストリア航空(OS)は2008年までに中欧・東欧路線を現在の50%を拡大する方針だ。これは、1990年から2002年までにOSの中欧・東欧方面への乗継客が2倍となり、今後も同地域の航空需要は2006年までの5.7%と高い成長率を期待されていることから。OSは現在、中欧・東欧の19カ国28都市へ週261便を運航しており、特にウィーンからドニエプロペトロフスク、ハリコフ、クラスノダール、コシツェ、プリシュティナの各都市との路線は週単位で運航数が最多の航空会社である。また、ハブ空港としてのウィーンは中欧・東欧主要各都市間を1日最大5便の運航が可能という地理的な利便性を活かし、OSが就航する中欧・東欧路線のシェアは便数で27%、総旅客数で18%を占める。
 今後は、中欧・東欧のトラベル・アカデミーのトレーニングやスタッフの語学研修などサービス体制を堅持するほか、1日5便の運航の拡大、主要都市および準主要都市への就航便数の増強などの施策を予定する。これにより、2008年に旅客数で現在の65万人増の190万人、運航収入で1億1000万ユーロ増の3億6000万ユーロを目指す。