アマデウスの2003年第2四半期(4月〜6月)の業績は、営業収益が前年比1％減の4億6970万ユーロ、特別項目を含む純利益は14％減の3880万ユーロであった。今期の業績が減少した理由を同社では、今期のフライト予約件数が世界全体で9.5％減になったためとしている。ただし、同社のフライト予約件数は8600万件で、他社に10％以上の差をつけて世界第1位を獲得、旅行会社による航空座席予約では四半期3期連続で業界トップを維持している。
　なお、2003年上半期(1月〜6月)の業績は営業収益が前年同期比1.7％増の9億7230万ユーロ、特別項目を含む冬期純利益は11.5％減の9000万ユーロであった。しかしながら、同社では2003年の年間純利益を前年比5％増の1億5500万ユーロと見込んでいる。