CO、地方の需要減に対応し、営業体制を再構築へ
コンチネンタル航空(CO)アジア太平洋地区社長で日本地区営業統括も兼務するマーク・アーウィン氏はこのほど、COの現状と今後の日本市場における展開を語った。COは2003年第2四半期(4月〜6月)の決算で純利益7900万ドルを確保し、アメリカの大手航空会社の中で最も良い業績を収めている。しかし、アーウィン氏によれば「日本/ミクロネシア間の路線は就航する8都市によって違いがあるものの、利益は前年比5%減から20%減を推移している」という。特に地方の需要が減少していることから、アーウィン氏は「都市別の需要回復を見極め、あらゆる観点から今後の営業施策を検討する」として、各地区の営業体制の再構築を検討する指示を出したことを明らかにした。また、自らも岡山、新潟県の知事を訪問し、需要喚起のプログラムに関して話合いを持ったという。今後は、「30日以内に下期のスケジュールと2004年の計画を策定する」予定で、「グアム政府観光局(GVB)、マリアナ政府観光局(MVA)や地方自治体、旅行会社の意見も踏まえ、特に地方都市における需要喚起を図りたい」と語った。