JALグループ、6月の国際線輸送実績は44.9%減の64万3505人
JALグループの6月の国際線輸送実績は、日本航空(JL)、日本エアシステム(JD)、日本アジア航空(EG)、JALウェイズ(JO)を合わせ、前年比44.9%減の64万3505人であった。SARSによる影響は4月が39.9%減の69万7837人から、5月が52.1%減の56万457人と減少幅を拡大したものの、6月は回復基調に入っている。SARSによる最大の打撃を受ける中国線は76.5%減の2万6177人(5月:83.3%減の1万8897人)と回復度は鈍いものの、6月24日に世界保健機構(WHO)の渡航延期勧告が解除されたことを考慮すれば、7月以降の旅客動向が注目されるところだ。また、東南アジア線も56.6%減の16万3337人(5月:63.7%減の13万6655人)と徐々に減少幅を縮小するなど、ほぼ全路線において5月の減少幅を改善する傾向にある。
4月から6月までの第1四半期の旅客数は45.6%減の190万1799人、利用率は53.2%となった。なお、6月の方面別の実績は下記の通り。
▽JL国際線方面別実績・6月(路線/旅客数[前年比]/利用率[前年比])
太平洋線/22万1294人(25.1%減)/71.4%(5.8ポイント減)
欧州線/2万7458人(45.4%減)/67.1%(12.7ポイント減)
東南アジア線/16万3337人(56.6%減)/50.7%(12.9ポイント減)
オセアニア線/4万5396人(31.8%減)/56.1%(21.5ポイント減)
グアム・サイパン線/3万4454人(53.8%減)/43.2%(21.9ポイント減)
韓国線/6万5389人(27.0%減)/43.8%(6.1ポイント減)
中国線/2万6177人(76.5%減)/24.1%(35.8ポイント減)
4月から6月までの第1四半期の旅客数は45.6%減の190万1799人、利用率は53.2%となった。なお、6月の方面別の実績は下記の通り。
▽JL国際線方面別実績・6月(路線/旅客数[前年比]/利用率[前年比])
太平洋線/22万1294人(25.1%減)/71.4%(5.8ポイント減)
欧州線/2万7458人(45.4%減)/67.1%(12.7ポイント減)
東南アジア線/16万3337人(56.6%減)/50.7%(12.9ポイント減)
オセアニア線/4万5396人(31.8%減)/56.1%(21.5ポイント減)
グアム・サイパン線/3万4454人(53.8%減)/43.2%(21.9ポイント減)
韓国線/6万5389人(27.0%減)/43.8%(6.1ポイント減)
中国線/2万6177人(76.5%減)/24.1%(35.8ポイント減)