JATA、法制委員会に個人情報保護部会を立ち上げ
日本旅行業協会(JATA)は7月23日、先ごろの通常国会で個人情報保護法が成立したことを受け、法制委員会に個人情報保護部会を立ち上げた。旅行会社で収集する個人情報の利用目的を旅行業界全体で特定し、2004年1月を目途に情報の取扱に関するガイドラインを策定することが部会設立の目的。既に国や地方公共団体などでは個人情報の取扱に関して利用規定の目安などがあることから、これを参考にしながら旅行業界の業務に即し、遵守すべき最低限のガイドラインを設定する。具体的には、パンフレットに個人情報の収集の利用目的を表示することなどを検討している。また、サプライヤーをはじめとする旅行関連業に流れる個人情報に関するディスカッションを行うほか、JATA会員各社への周知徹底を図るため、4月から5月にJATA支部で説明会を実施する。
なお、部会長には読売旅行経営企画部次長の小林忠明氏が就任した。
なお、部会長には読売旅行経営企画部次長の小林忠明氏が就任した。