JALグループ、日本で初めて携帯電話でのチェックインを可能に

  • 2003年7月28日
 JALグループは7月31日から、携帯電話を利用した国内線の航空券決済とチェックインを一部離島を除く国内各空港で開始する。これはコンビニエンスストアの「サークルK」及び「サンクス」の持株会社である株式会社シーアンドエスと、システム・スキームを開発するウェルネット株式会社との提携で共同開発したシステム。携帯電話を利用して行えるチェックインは日本では初めてのこと。
 利用者はホームページ、携帯電話及び予約センターで予約。ホームページまたは携帯のサイトで予約を確認後、携帯電話で「ケータイ決済番号」と「二次元バーコード」を取得し、画面を保存する。「サークルK」及び「サンクス」のレジで「ケータイ決済番号」を伝え、現金決済をすませる。そして搭乗日に空港の自動チェックイン・発券機(TCM)で「二次元バーコード」を読み取らせると、チェックイン済みの航空券を受け取れるシステムになっている。開始当初は「サークルK」及び「サンクス」の計約6000店舗で決済した画面のみでチェックインが可能だが、今後は他のコンビニエンスストアでも行えるよう、拡大する予定だ。