DL、第2四半期は1億8400万ドルの純利益を計上
デルタ航空(DL)の第2四半期(2003年4月〜6月)の純利益は1億8400万ドルであった。この結果には保安対策払戻金3億9800万ドルとワールドスパンの権利売却が含まれており、これらの臨時損益を除くと純損益は赤字に転化、2億3700万ドルの純損失となる。供給座席数を前年同期比で10.7%削減した結果、有償旅客マイルあたりの収益は前年同期比で6.1%増加、ロードファクターは1.8ポイント増加し、75.2%に改善した。DLはイラク戦争の影響で就航路線のうち12%を運休していたが、今期でそのうち4%を復旧。6月には3100万ドルの収益を計上するなど需要回復の傾向も見られるものの、戦前のレベルには回復しておらず、今後も供給量の調整は行っていくという。