LX、客室乗務員数を削減、東京ベースも縮小へ
スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)は客室乗務員の雇用数を削減する。LXでは客室乗務員の自主的な就労時間の削減だけでは労働力のダウンサイジングを達成できないとして、客室乗務員組合の「ケイパーズ」および「ユニア」と人員削減の方法と条件について合意した。これによりジュネーブとルガノの客室乗務員ベースを廃止、バーゼルのベース規模を縮小し69人まで削減する。また、アジアにおいてもバンコク、デリー、ムンバイの乗務員ベースを廃止し、東京の規模を縮小、これらの措置により影響を受ける客室乗務員は935人ほどになる。LXは客室乗務員に対して就労時間の削減と新たな雇用形態の締結の選択肢を提案するが、就労時間短縮に協力する乗務員の人数によっては、レイオフの対象数を変更する可能性もある。今後は、今回以上のレイオフを行わずに経費達成できるように、客室乗務員組合と協議を進めていく。