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AY、6月の総旅客数は11.6%減、夏から秋にかけて予約が回復傾向に

  • 2003年7月25日
 フィンランド航空(AY)の6月の総旅客数は前年比11.6%減の56万7700人であった。有効座席キロメートル(ASK)は3.8%減、有償旅客キロメートル(RPK)は11.7%減、ロードファクターは71.4%であった。この実績にはSARSによる需要減少のみならず、航空当局職員の2日間の違法ストライキのため余儀なくされたフライトキャンセルの影響もあるとしている。国際線定期便に限れば旅客数は11.1%減、ASKは3%減、RPKは13.9%減。方面別ではヨーロッパ路線と北米路線のRPKがそれぞれ4.2%減、9.3%減と一桁減でおさまっているものの、アジア路線は33.9%減と大幅な減少率を記録した。しかしながら、8月から秋の予約状況は徐々に回復しており、7月からデイリー運航に復便するバンコク線や8月から週3便、9月以降は週4便になる北京路線など、需要に合わせて減便していた各アジア路線を順次復便する。