HIS、6月の海旅は33.7%減、アジア方面は10ポイント回復へ
エイチ・アイ・エスの6月の総取扱額は98億6313万9000円と前年比31.4%減であった。国内旅行が6億3583万9000円と38.6%増であったものの、海外旅行が前月から引き続き大幅にマイナスとなり、92億2730万円と33.7%減であった。特に海外旅行の初心者やグループ旅行、シニア層の動きが鈍いことから、SARSが沈静化しつつあるものの海外旅行には慎重な姿勢が続いていると、同社では分析している。
一方で、ヨーロッパや北米行きの航空券やハワイ・ミクロネシア・オセアニア方面のツアーなど、SARS対象地域以外の人気商品を中心にキャンペーンを実施した結果、リピーター層を中心に需要が回復傾向に転化。6月後半にはアジア方面への予約も増え始め、売上げは前月比で約10ポイント上回った。7月上旬からは新規予約が盛り返し、同日比の予約数は前年並みの水準まで戻り始めているという。7月の取扱人数は6月までの低迷のため前年比で約25%減になると予想しているが、引き続き同社の主要客層である「個人・若者・リピーター」へのプロモーションや、間際予約増加を想定した仕入れ強化、秋冬商品の早期発表と販売促進などを行い、9月には前年を超える回復を目指す。
一方で、ヨーロッパや北米行きの航空券やハワイ・ミクロネシア・オセアニア方面のツアーなど、SARS対象地域以外の人気商品を中心にキャンペーンを実施した結果、リピーター層を中心に需要が回復傾向に転化。6月後半にはアジア方面への予約も増え始め、売上げは前月比で約10ポイント上回った。7月上旬からは新規予約が盛り返し、同日比の予約数は前年並みの水準まで戻り始めているという。7月の取扱人数は6月までの低迷のため前年比で約25%減になると予想しているが、引き続き同社の主要客層である「個人・若者・リピーター」へのプロモーションや、間際予約増加を想定した仕入れ強化、秋冬商品の早期発表と販売促進などを行い、9月には前年を超える回復を目指す。