LX、新事業計画を策定、収益率低下の打開を目的に路線網などを縮小へ
スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)はこのほど、新たな事業計画を策定した。これは昨年の3月末の発足以来、事業計画で予想する成長率を達成することが困難であることや、イラク戦争や新型肺炎(SARS)の影響により4月の収益率が前年比44%減という状況を打開することを目的としたもの。具体的には今後最大で35%の路線網の縮小、保有機材の縮小、リストラ策の実施などを行う。一方でエアバスA340機の導入、接続便を考慮した運航スケジュールの調整、料金の見直し、他航空会社とのアライアンスの提携等に取り組み、引き続き「顧客ニーズの高い国際路線網を持つリーディングエアライン」を目指す。