インドシナのベトナム、ラオス、カンボジア、およびミャンマーのプロモーション、マーケティング活動を目的とするインドシナ観光促進協議会(ITPF)が13日に設立総会を開催する。新型肺炎(SARS)による旅行客減が設立のきっかけであるが、この地域をプロモーションする観光局の日本支局が現在はなく、一般の旅行者や旅行会社へ提供する情報が十分ではないことが背景にある。今後は、旅行業界への宣伝活動を積極的に進めることで、SARS後の受け入れ体制の整備をアピール、旅行客に安心感を打ち出すことが重要課題となる。
　なお、ITPFの会長にはエーペックスインターナショナルの松岡修氏、副会長には国際開発の成田忠彦氏、サイトラベルサービスの大畑貴彦氏が就任する予定。