travelvision complimentary

ワタベ、平成15年3月期の連結は増収増益、海外挙式のシェア向上を図る

  • 2003年5月19日
 ワタベウエディングの平成15年3月期の連結決算は、売上が前年比5.4%増の195億3900万円、営業利益が31.2%増の14億6800万円、経常利益が4.5%増の13億1700万円、当期純利益が25.9%増の6億7400万円となり、増収増益となった。婚姻届出の組数は前年比5%減の75万5000組となったものの、海外における挙式取扱組数のシェア向上を図り、グアムで自社運営の挙式施設「セント・プロバス・ホーリーチャペル」を開設し、一組あたりの単価向上に努めるなどの施策により、売上が5.4%増となった。
 今期の見通しは、イラク戦争や新型肺炎(SARS)の事態が収拾の後に成長路線に回復すると期待する。ただし、現状では終息の目途が立たないことから、年間4万5000組の取扱を想定する。なお、平成16年3月期の連結業績予想は売上が215億円、経常利益が13億5000万円、当期純利益が7億円である。