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3月の苦情・相談件数、前年比56%増の282件、年度計は2660件

  • 2003年5月8日
 日本旅行協会(JATA)がまとめた2003年3月の苦情・相談件数は前年比56.7%増の282件、件数では102件の大幅増となった。イラク戦争、新型肺炎(SARS)関連の取消料の相談件数が昨年の18件から106件に増加したことが主な要因。契約未成立であるにも関わらず、取消料を請求されたとの申し出が最も多くJATA会員会社以外の相談も含まれている。
 なお、2002年度の苦情・相談件数は前年比2.4%増の2660件であった。この中で、インターネット取引に関する相談が昨年の61件から91件へと増加、旅行会社の安易な表記と消費者が手軽に旅行商品を購入できることからJATAでは、今後も注視する方針。ただし、JATA会員に関する問い合わせは少なく、電子旅行取引信頼マークを持つ「e-TBT会員」のトラブルは一件も無い。なお、インターネット取引に関しては旅行業法・約款改正で対応する。