ANAグループ、国内・国際線の計166機で救急医療体制を整備
ANAグループは機内の救急医療体制の整備・充実を目的に、YS-11型機を除く国内線135機、国際線31機の計166機に医療器具「自動式体外除細動器(AED)」を装備した。AEDは心臓病を煩う方が心筋梗塞などで突然心臓が不規則な鼓動となり、数分間で心停止するとされる「心室細動」を電気ショックで正常な状態に戻す医療用具。国際線では全便で教育を受けた客室乗務員が搭乗、AEDの使用が可能であるが、6月末を目途に国内線で使用可能な体制を整える。