ハワイ、グアム、サイパンの島々が共同プロモーションの展開に前向き
「ハワイ、グアム、サイパンが『アメリカ』ブランドとして共同プロモーションを展開」。このような話題が今回の日米観光交流促進協議会の第2回ワーキンググループで関係者の間で話題に上った。これは連邦政府が観光関連に異例の5000万ドルの予算を計上したことを受け、これらの諸島がアメリカ本土と同様に「アメリカ」ブランドを全面に打ち出すプロモーションを展開し、観光客の回復に弾みをつける意向が働いているようだ。ハワイ観光局日本支局長の椋本清氏は「ハワイはグアムやサイパンの島々と共同で、協力可能な分野で『アメリカ』ブランドを前面に打ち出した観光プロモーションを展開することを前向きに検討したい」と語った。今後は具体策として、どのような共同プロモーションが展開されるかの動向が注目される。