MVA、ウエディングセミナーを開催、ウエディングマーケットに注力

  • 2003年4月2日
 マリアナ政府観光局(MVA)はウエディングセミナーを開催、6月から1年間に渡り展開する「マリ・マリ・キャンペーン」を拡充し、ウエディングマーケットに注力する。北マリアナ諸島での挙式カップルは1997年が1244組から増加傾向にあり、テロの影響を受けた2001年は1708組である。今年は2000組前後を推移しているものとMVAでは見ている。この傾向を支える要因として、ホテル・ニッコー・サイパン内に2001年10月に開業したセント・アンジェロ・チャペルに代表される施設の充実のほか、地理的な近さ、ビーチ、ゴルフ、スパなどアトラクションが多彩なこと、自然の環境の中で行える挙式スタイルも多いことを挙げている。中でも挙式会場は「チャペルだけでなく、海上、ガーデン、プールサイド、ビーチなどカップルの要望に合わせたスタイルがあり、最近のカップルのニーズに応えられている」(MVA日本事務所早瀬陽一氏)という。
 また、特別なイベントに望むカップルに対してノースウエスト航空(NW)ではビジネスクラスの利用を促進する。特に各社が既に造成しているウエディング・パッケージ商品にビジネスクラスでの往復を組み込んでいることから、今後はキャンペーンなどを含め積極的な展開を図る。