AA、労働組合と人件費削減で合意、11条の申請を当面回避

  • 2003年4月1日
 アメリカン航空(AA)の持株会社AMRコーポレーションはAAの主な労働組合である3団体と18億ドルの人件費削減について合意した。これにより当面の間、アメリカ連邦破産法第11条の申請を回避した。合意した人件費削減案はパイロットが6億6000万ドル、客室乗務員が3億4000万ドル、トランスポート・ワーカーズ・ユニオン(TWU)の所属従業員が6億2000万ドル、エージェント・レップ・プランナーが8000万ドル、経営幹部およびサポート・スタッフが1億ドルとなっている。