JATA、国内旅行推進を目的とする国内旅行振興策提言部会を発足
日本旅行業協会(JATA)は国内旅行を積極的に推進するための具体的な提言策定を目的に、国内旅行振興策提言部会を発足した。これは昨年6月から10月にかけて行った「家族旅列島」アンケートの結果で浮き彫りとなった課題への対策。国策である訪日観光振興にも踏み込み、国内旅行との連動で相乗効果を狙う。旅行会社、観光地、消費者全てが利益を共有できる国内旅行の形を模索、実現することで、旅行会社の新しい存在意義を見出したいとしている。また、これまでの決まったコースを短時間で巡る「発地型」ツアーではなく、体験観光をはじめとする土地の魅力をじっくり見せる「着地型」ツアーを推進していく事により、国内旅行に付加価値をつけることに視点を置いている。
提言策定にあたり、部会長に高橋紀夫氏(ジェイティービー常務取締役)を選任。4月以降月一度のペースで会合を開き検討を進め、12月を目途に提言を公表する予定。
提言策定にあたり、部会長に高橋紀夫氏(ジェイティービー常務取締役)を選任。4月以降月一度のペースで会合を開き検討を進め、12月を目途に提言を公表する予定。