外航客船の日本支社、および販売総代理店8社が共同で旅行代理店向けのセミナーを4月に札幌と仙台で開催する。合同でのセミナー開催は、これまで広島、福岡、名古屋、仙台で開催してきたが、8社で行うのは今回が初めて。クルーズ人口は海外旅行者数1700万人のうち19万人から20万人であることから、セミナーの開催によりクルーズ市場の拡大を狙う。
　クルーズバケーション代表取締役の木島榮子氏は｢マーケットを創造して販売することが重要である。最近は徐々にクルーズが市場で認知されつつあるものの若年層の取り込みを図りたい｣と語る。飛行機で現地までフライトし、クルーズ旅行を楽しむ｢フライ＆クルーズ｣という言葉自体が業界で浸透してきたが、今後の課題は業界内でさらにクルーズ販売の魅力を浸透させると共に、若年層への認知を図ることが今後の課題となる。なお、日時および会場、参加各社は以下の通り。

▽日時
4月22日　札幌　ホテルニューオータニ
4月24日　仙台　ホテル仙台プラザ

▽参加各社(順不同)
・アンフィトリオンジャパン株式会社(カーニバルクルーズライン販売総代理店)
・インターナショナル・クルーズ・マーケティング株式会社(シルバーシークルーズ販売総代理店)
・株式会社オーバーシーズトラベル(コスタクルーズ販売総代理店)
・スタークルーズ日本支社
・株式会社プライムインターナショナル(キュナード販売総代理店)
・ミカミ・トラベル・エス・エイ(フェスティバルクルーズ販売総代理店)
・株式会社ミキ・ツーリスト(ロイヤルカリビアンインターナショナル販売総代理店)