主要5社、2002年の主催旅行は全方面合計で2000年比7.3%減
日本旅行業協会(JATA)がジェイティービー、近畿日本ツーリスト、日本旅行、ジャルパック、阪急交通社の5社を対象に行った調査によると、2002年1月から12月の海外パッケージツアーの販売実績(人員ベース)は全方面合計で2001年比19.3%増であったものの、2000年比7.3%減とテロ以前の販売実績には及ばなかった。方面別では中国とオセアニアがいずれもテロ以前の2000年比でそれぞれ35.9%増、21.0%増と大きく伸びた。ハワイは12月が2001年比89.7%増、2000年比12.3%増と復調したものの、グアム・サイパン方面は12月が前年比増減無し、2000年比50%減と台風の影響を受け落ち込んだ。また月別では10月と12月がそれぞれ2000年比で21.0%増、35.9%増、特に12月は年末年始の日取りも良かったことが反映した。
また、1月から3月のパッケージツアーの予約動向(人員ベース)は全方面合計で2002年比30%増である(1月10日から16日現在)。特に中国は1月が63.4%増、2月が57.9%増、3月が137.8%増と推移し、ハワイ、ヨーロッパも昨年比では順調な伸び率を記録している。なお、各社とも「ヨーロッパ学生旅行」、「フランス革命ゆかりの地を訪ねるツアー」など顧客層を絞ったものや目的を明確にした企画商品を充実させているのが特徴となっている。
また、1月から3月のパッケージツアーの予約動向(人員ベース)は全方面合計で2002年比30%増である(1月10日から16日現在)。特に中国は1月が63.4%増、2月が57.9%増、3月が137.8%増と推移し、ハワイ、ヨーロッパも昨年比では順調な伸び率を記録している。なお、各社とも「ヨーロッパ学生旅行」、「フランス革命ゆかりの地を訪ねるツアー」など顧客層を絞ったものや目的を明確にした企画商品を充実させているのが特徴となっている。