ASEAN、メコン観光セミナーを開催、5ヶ国共同でプロモーションを展開
日本アセアンセンター観光部は「日本ASEAN交流年2003」を記念し、アセアン基金やAMTA(メコン観光活動調整庁)の協力によりメコン観光促進セミナーを開催した。現在、日本からアセアン諸国への訪問者数はこの数年は年間約350万人だが、バリ島での事件の影響もあり今年の訪問者数は伸び悩んでいる。その中でもアセアンセンターではタイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、中国・雲南省の5ヶ国1地域からなる拡大メコン圏内(GMS=Greater Mekong Subregion)に注目。アセアンでの新しいデスティネーションとして、GMSの観光を関係諸国共同でプロモーションしていく。GMSにはカンボジアのアンコールワットやタイのスコータイなどの世界遺産が数多くあるほか、点在する山岳民族との交流を目的とした観光を促進する。
観光ルートについてはGMS内の観光地間を結ぶ5つの連結道路を完成させた。また、バンコク、ハノイ、ホーチミンの3都市までは日本から直行便が就航、その先の観光地へ短時間のフライトで訪れることができる。
AMTAはGMSオフィシャルウェブサイト(http://www.visit-mekong.com)を作成、将来的には一般消費者がホテルやツアーの予約をウェブ上でできるようにする。また、ファムツアーの開催や世界各国での旅行博に出展するなど、積極的にGMSの観光をプロモーションしていき、現在世界各国から1414万人のGMSへの旅行者を2005年末までに2億1500万人へ増加させることを目指す。
観光ルートについてはGMS内の観光地間を結ぶ5つの連結道路を完成させた。また、バンコク、ハノイ、ホーチミンの3都市までは日本から直行便が就航、その先の観光地へ短時間のフライトで訪れることができる。
AMTAはGMSオフィシャルウェブサイト(http://www.visit-mekong.com)を作成、将来的には一般消費者がホテルやツアーの予約をウェブ上でできるようにする。また、ファムツアーの開催や世界各国での旅行博に出展するなど、積極的にGMSの観光をプロモーションしていき、現在世界各国から1414万人のGMSへの旅行者を2005年末までに2億1500万人へ増加させることを目指す。