TSA、新たなX線検査により手荷物検査を強化
アメリカ連邦航空省交通保安局(TSA)は航空会社に預ける全ての手荷物検査を強化、新たなX線検査を実施している。この検査の際、TSAは必要に応じて荷物の開封を行うとしており、荷物に施錠しないように呼びかけている。なお、荷物を開封する場合、所有者を場内放送で呼び出し、所有者が現れない場合は製造会社から取り寄せた合鍵を使うが合鍵が無い場合、鍵を破壊する。航空会社は検査による手荷物の到着遅延および荷物の破損、内容物の紛失などに関しては免責扱いとなる。なお、ジェイアイ傷害火災保険によれば、同社の海外旅行傷害保険(任意保険)で保証される範囲は以下の通りとなっている。
▽スーツケースに施錠せずに盗難にあった場合は適用対象
▽スーツケースに施錠しTSAが鍵を壊して検査した場合
1:スーツケースの破損による損害は適用対象外
2:またスーツケースの破損によるスーツケース内の携行品が盗難にあった場合は適用対象
▽スーツケースに施錠せずに盗難にあった場合は適用対象
▽スーツケースに施錠しTSAが鍵を壊して検査した場合
1:スーツケースの破損による損害は適用対象外
2:またスーツケースの破損によるスーツケース内の携行品が盗難にあった場合は適用対象