JATA・DI調査、全体的な回復基調も総合大手、ホールセーラー苦戦
日本旅行業協会(JATA)が9月下旬から10月上旬にかけて、会員企業を対象に行なった旅行市場動向調査によると、海外旅行全般のDI値は前回調査時(6月末)よりも13ポイント増加し、マイナス37ポイントであった。しかし業態別ではリテーラーやインハウスが総じてプラスの見方をしているものの、総合大手はマイナス75ポイント(前回比12ポイント減)、海外旅行ホールセーラーがマイナス70ポイント(前回比24ポイント減)と厳しい見方をしている。3ヶ月後の見通しではマイナス29ポイントと現在よりも改善しているものの、世界情勢の不安定さからインハウスのDI値は現在よりも5ポイント下げたマイナス30であった。
客層別では全体的に改善しているなか、特にシルバーが好調でマイナス8ポイントであった。また、方面別では中国がプラス34ポイント、アジアがマイナス2ポイントと堅調。ハワイもマイナス46ポイントながら前回より17ポイント増加し回復基調にある。
客層別では全体的に改善しているなか、特にシルバーが好調でマイナス8ポイントであった。また、方面別では中国がプラス34ポイント、アジアがマイナス2ポイントと堅調。ハワイもマイナス46ポイントながら前回より17ポイント増加し回復基調にある。