アマデウス、第3四半期の業績好調、2002年の業績を上方修正

  • 2002年11月1日
 アマデウスの第3四半期(2002年7月1日〜9月30日)の業績は、営業収益が前年比6.2%増の4億4930万ユーロ(約546億円)、特別項目を含む当期純利益は前年比43.1%増の2470万ユーロ(約30億円)となった。ブッキング数合計は4.8%増の9320万件。アマデウスは第3四半期においてブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のEチケット処理システム「エレクトロニクス・チケット・サーバ(ETS)」に接続、また航空予約業務の88%を取り扱うフィンランド航空(AY)とのパートナー関係を10年延長するなど、効率的事業をグローバルに展開することで業績の維持に努めている。同社は同期の業績が好調であったことから、2002年12月31日終了の業績予測を上方修正し、ブッキング数の伸びを2.0%増、年間営業収益を18億2200万ユーロから18億4000万ユーロに再設定した。