MOPAS、世界一周クルーズにパターンメイドの区間プランを設定

  • 2002年9月17日
 商船三井客船(MOPAS)は来年4月に出港する「2003年世界一周クルーズ」で、区間クルーズ「ここのりプラン」を販売する。同プランは同社が設定した「レディメイド」の8コースの販売に加え、お客が好きな港から好きな港まで乗船できる「パターンメイド」ができるのが特徴で、特定のない区間販売は日本のクルーズ客船では初めてのこと。レディメイドは「春の地中海とエジプト・フランスの世界遺産を訪ねるコース」や「キール運河と北欧のフィヨルドを巡るコース」などの4種類をそれぞれ東京発着、大阪発着で設定したもので、18日から25日間までの日程の同社主催のパッケージツアーとなる。パターンメイドは規則上、乗下船ができない港を除いて連続乗船日数9泊10日以上の条件を満たせば希望する区間の乗船を受け付けるもの。また、旅行会社が同区間クルーズを組みこんだパッケージツアーを企画することも可能だ。
 同社の2003年世界一周クルーズは4月4日から7月15日の103日間の日程で料金は380万円から。「世界をゆったり巡る」をテーマに、歴史と文化、自然を堪能するコースで17ヶ国25港に寄港する。そのうちスペイン・マヨルカ島のパルマ、カディス、ヘルシンキ、リバプールの4港へは日本のクルーズ客船として初寄港する。世界一周クルーズや区間クルーズに関する詳細は同社ウェブサイト(http://www.mopas.co.jp)へ。