TCSA、現行の旅程管理主任者資格の維持を要望
日本添乗サービス協会(TCSA)はこのほど、8月7日に開始した「旅行業法等検討懇談会」で議題に上った旅程管理主任者資格制度のあり方に関しての見解を示した。懇談会では現行の旅程管理主任者資格を廃止することなどを含めた検討事項が取り上げられていたが、これに対しTCSAは現行の法的あるいは公的に裏付けられた資格制度でなければならないとの見解だ。
その理由は一定以上の能力や知識、スキルの基準を設けることで消費者保護を維持できること、また、現実の問題としてツアーに同行する添乗員が突発的なケースにおいて旅程管理業務を行なっていることなどを挙げている。こうした消費者保護の観点から、旅行客の安全管理を図り円滑な旅行の実施のためには、安全管理業務などを含め、業法の下に資格を得た人物がその対処を行なうことが望ましいとしている。
その理由は一定以上の能力や知識、スキルの基準を設けることで消費者保護を維持できること、また、現実の問題としてツアーに同行する添乗員が突発的なケースにおいて旅程管理業務を行なっていることなどを挙げている。こうした消費者保護の観点から、旅行客の安全管理を図り円滑な旅行の実施のためには、安全管理業務などを含め、業法の下に資格を得た人物がその対処を行なうことが望ましいとしている。